【お洋服の黒染め替え】事例集

Portfolio(Before & After)

京都の伝統技法『京黒紋付染』を活かし、黒染め替えしたお洋服の事例集です。ビフォアアフターでご紹介しています。

京の黒染屋・馬場染工業では、天然素材など黒染め替えが可能な素材だけでなく、金剛素材など、お洋服一つひとつに合わせた染め替えをご提案できます。まずはお気軽にご相談ください。

黒染め替えのビフォアアフター

ハーフコート 
Burberry BLACK LABEL
 

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ボタン等はそのまま自然黒で染めました。縮み等もなく、色褪せてしまったコートが新しいブラックコートに蘇りました

ブラウス PRADA 

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シルク100%のブラウスを黒染め替え。シルク製品はとてもデリケートなだけに、丁寧に加工したことで美しく仕上がりました

シャツ 
Y’s Yohji Yamamoto
 

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綿100% 浅めの黒のお色だったシャツが、深みのある黒に染め、引き締まった印象に仕上がりました

ダウンコート PRADA 

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表地 ナイロン100% 裏地 ナイロン100%

中綿がポリエステルのダウンコート。プレス仕上げすることで、元の表情を残しています

ブラウス 
tricot COMME des GARCONS
 

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表地 綿:80% 麻:20%
レース:レーヨン、ナイロン、その他

首周りのレース部分は様々な素材が入っているため黒の40~30%ほどの染まりとなりました

トレンチコート Burberry 

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表地 綿100%
胴裏 ポリエステル100% 袖裏 キュプラ100%

ステッチ部分はポリエステル糸のため染め残りますが、表情にアクセントの効いた仕上がりに

パンツ PRADA 

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表地:綿100%

ベージュのパンツを黒染替えしました。ファスナー部分の金属が染め残り、アクセントの効いた仕上がりに

ウールコート 

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表地 ウール100%

ウールもしっかりと黒く染め上がります。仕上がりにプレスをかけることでシワも伸び、縮みもほぼ抑えられます

モッズコート 

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綿100%

首元の紐は素材的に浅く黒に染まることが想定されたため、染める前に外し、染後に付け直しています

キルティングコート 

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表:ナイロン100% 裏:ナイロン100%
中綿:ポリエステル100%

キルティング部分の表情も残り、首元のコーデュロイも綺麗な仕上がりになりました

ブラウス 

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表:麻100% レース:綿100%

お洋服のシミや、黄ばみ等がありましたが、黒く染めることによって目立たなくなります。フリル部分の縫製糸が染め残りましたが、かえって表情を引き締める仕上がりに

キャップ 
Y’s Yohji Yamamoto
 

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日焼けして色あせした黒も、綺麗な黒に染まりました。全体的に生地が締まり新品のような仕上がりに。刺繡の糸に少し黒が入りましたが、綺麗に残っています

ダウンジャケット 

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表:ナイロン100%

表面の綺麗な黒染めは綺麗に仕上がりましたが、課題は中綿のフェザーが染め加工で質感を失ってしまうことです。今回の挑戦で、一番綺麗に仕上がる黄金比を見つけることもできました

ジャケット 

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毛100% 裏:キュプラ100%

もとのままの質感も保たれた仕上がりに。ボタンホールはそのまま残り良いアクセントになりました。ボタンは染める前に外しています

ウール カーディガン 

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シックな表情のカーデガンが、黒染め替えでより洗練された表情に生まれ変わりました。刺繍の部分の素材が完全に染まらない混合素材でしたが、かえって真っ黒に染まるより、ニュアンスを感じさせる仕上がりになりました